話すとき・聞くときの基本のキ

コミュニケーション

話すスキルというのは色々な書籍・メディアで様々なテクニックが紹介されていますが、小学生でもできるような初歩の初歩ができていない人が意外と多いです。また聞くときの態度というのも非常に大事。良い聞き手でいることは、話し手との人間関係を強固にします。今回は話すとき・聞くときの基本のキをお伝えします。頭を使わなくても誰でもすぐにできることなので参考にしてください。

あなたはできている?話すとき・聞くときの基本 セルフチェック表

話すとき聞くとき
髪型・服装に突っ込みどころを作らない相槌を打ちながら聞く
大きな声で話すメモを取りながら聞く
ゆっくり話す目を見て聞く
はっきりと話す質問する
背筋を伸ばして立つ
間を取りながら話す
目を見て話す(聞き手が複数でもやるべし)
身振り手振りを入れてみる
語尾を言い切る
低い声で話す
柔らかい表情で話す
抑揚をつけて話す

上の表は実践するのが簡単な順に並べてあります。できていない項目があった人は上から順番に挑戦して完璧にしていきましょう。

話すとき・聞くときの基本があなたにもたらす効果

  1. 話すとき
    • 減点を最小限に抑える
      • 髪型や服装がきちんとしていないと、それだけで真面目に話を聞いてくれない人がいます。あるいは聞いてくれてもどこか疑わしい、間違ったことを言っていないか?と怪しんでしまう人もいます。
      • 悲しいですが、そういった人が社会にいるのは事実です。せっかくあなたが準備したプレゼンや報告をそんなことで聞いてもらえなかったら残念ですよね。
      • ですから最低限の清潔感やビジネスマンらしさは保つようにしましょう。個性の主張はプライベートで!
    • 説得力や信頼感が増す
      • 想像してください。背筋ピンのお兄さんがまっすぐあなたの目を見て、大きな声でゆっくりと、何かを語りかけてくる姿を…。そして、その人は自信満々に、こうだ!と言い切ります。
      • なぜかその人の言うことが正しく思えたり、頼ってみたくなりませんか?話の中身に関係なく、こういった印象に多くの人は影響を受けます。
      • また男女問わず低い声というのも聞き手に安心感や信頼感を与える効果があります。
    • 話が入ってきやすい、聞き取りやすい
      • 人間は理解するのに時間がかかりますので、早口よりゆっくりとした口調のほうが理解しながら聞くことができます。
      • また、抑揚や沈黙の間によって、これから大事なことを言うんだな、とかここが一番言いたかったことなんだなというのを判断します。
      • 聞き手に優しい話し手になることが、話し上手の近道です。
  2. 聞くとき
    • 話し手に対してちゃんと聞いていることが伝わる
      • 話し手は常に、みんなちゃんと聞いてくれているかな?理解できているかな?と気を配りながら話しています。そのため、相槌やメモなどちゃんと聞いていますよ、というのをアピールすると話し手は安心します。
    • 話し手に対して良いオーディエンスであるとアピールできる
      • これが聞くスキルを身に着けるべき一番の理由です。目を見て真剣に話を聞き、質問をするとそれだけで話し手に好印象を与えることができます。
      • どんなビジネスマンも人の輪の中で働いています。話を聞いているだけで、周囲からの好印象を勝ち取れるのであれば、これほど効果的で楽なことはないでしょう。
      • 注意したいのは、部下や後輩など目下の人であっても、必ず良い聞き手としての姿勢を貫くべきということです。下から慕われる人は上の人から評価されやすいです。

基本を知ってはいるけど忘れてしまう。そんなあなたに

上で紹介したセルフチェック表をPC画面の隅にいつも表示しておくようにしましょう。それだけで忘れることもなくなりますし、話している最中にセルフチェック表を見て、基本を実践しながら話すこともできます。ぜひお試しください。

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